週刊ポスト 韓国特集で「配慮に欠けていた」
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2019年09月03日
週刊ポストはこうなると全く予想できなかったのであれば、同誌はそこまで無能なのか。
それとも、ここで日韓緊張を煽るのが1%層から来た命令なのか?
日韓関係は、現実として今も昔も非常に痛く響く関係だ。
それ故に、例えそれが誹謗中傷、差別発言であっても、公に広く意見交換の場が存続する事こそ自由主義にとっては必須であって、その口を公的権力や世論誘導で塞ぐのはあってはならない。
そこに公的権力が介在すれば、その結果には恣意的に選別された権力追随の強制的な世論形成力しか残らないのが、歴史的経験ではないか。
そして1%層は、その歴史的経験を子供若者たちに知らしめないために、学校の歴史教育では近現代史を真面に教えないのだ。
週刊ポストへの様々な反論はあって当然だが、一見、自由と正義の味方を装いながら、同誌の主張を閉ざす自己規制を正当化する反論と偽旗運動を、私は絶対に認めない。
そして毎日々、日本中のテレビ新聞で大きく繰り広げられているこの日韓問題の陰に、何が報道されないのか、何が隠されているのか、誰がそれで得をしているのか、それらは日本に於いて情報操作の常套手段として用いられていると見るべきである。
そして中国と韓国との関係において最重要である経済関係の大きな潮流の変化については、週刊ポストはどこまで関心を深めているのだろうか。
それとも、そこだけは触れたくないか(笑)。