世界のお酒楽しんで 「ワールズ・ミート・バー」函館で29日
北海道新聞09/24
函館も相変わらず札幌と同様に、イベント催事で飲んで踊って忙しそうだ(笑)。
函館経済の著しい衰退は、50年以上も前に北洋遠洋漁業が衰退した時から顕著だった。
しかし、いわゆるよそ者を受け入れない商売人が多かったために、次第に人材の質的劣後化をもたらした事で、変化が激しい国内外の経済分析に至らず、新たな競争力を内包する産業力の開発育成を怠り、足下に忍び寄る経済衰退の波を甘受した。
その為に、「典型的な後進国産業である観光業」に依存するしか道は残っていなかった。
そしてそれこそが、この北海道全体の経済の近未来をそのまま予告しているのだ。
いや、それは既に大きく始まっている。
但し函館経済衰退の例とは違って、今の北海道・日本経済の衰退は、TPPやFTA、知的劣化教育、身体的能力衰退、精神年齢低下、情報操作、財政悪化の放置、国土と資本の外資参入などといった風に、日本殖民地政府の手によって欧米中の戦勝国の国際資本に寄与する、自滅的で売国的な諸政策による所が大きいのである。
「世界のお酒楽しんで」などと言っているのは、「日本人は勉強しなくても好いから、いつまでも寝ていなさい!」と全く同義である事に、殆んどの日本人は気付いていない。