マグニチュード99

最期の時まで美学を求めると決めた

★Tango Pasión, París 1997 (Show Completo)

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やはり、アルゼンチンタンゴの世界は性的だ、大人の世界だ。

アルゼンチンタンゴが隆盛を迎えた時代は、男は大人の男になりたいと思い、女は大人の女になりたいと願った時代だ。

その意識なしに、アルゼンチンタンゴの魅力は育つことが無かっただろう。

しかし、既に偽日本人に乗っ取られた日本のクソメディアは、こうした世界の文化の多様性を我々日本人に紹介し、そこで振り返って、自らの伝統文化への畏敬の念を育てる大切な責務を遂げることなく、日本という国を、歴史と世界を知らない、世間知らずの、小児病患者だらけのガキ帝国に作り変えた。

出勤退社時間帯の札幌地下鉄内では、10人中9人までがスマホでゲームやSNSに夢中なのだ。

個人情報が強固な紙媒体の読書をする者は、100人に1人いるだろうか。

世界中を見渡しても、10代後半に至ってもなお「カワイイ」という生き方が許され、標準化している民族を、日本人以外に見たことが無い。

今の日本で、強くお洒落で心優しい素敵な大人になりたいと望む若者は、どれだけいるのだろうか。

それが今の、小児病大国日本、ラムを食べるに最適の子羊だらけの、人間牧場日本の在り様だ。

今は自分の子供に対する、挨拶やお礼の言葉、弱い者苛めをしない、などの基本的な躾さえ出来ないお粗末な親で溢れている。

それを恥とも思わない、恥という意識さえもはや持ってはいないのだ。

それ故に日本が衰退し自滅を迎え、中国経済圏に組み込まれつつあるのは、当然の帰結なのだ。

そして、やがて遺伝子上もまた、それと同様の結果になる。

日本人は、歴史上絶滅した多くの民族種族と全く同じ、消えゆく運命を辿っている最中である。

それも自滅という形を以って。