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Bach Double Violin Concerto - Yehudi Menuhin And David Oistrakh. Enregistrement de 1958 salle Pleyel orchestre de la RTF direction Philippe Capdevielle réalisé par Philippe Truffau
最近、多くの若手演奏者たちは何故、ここまで前後左右上下、身体全体をチャカチャカと落ち着きなく身体を揺すり動かすのだろうか。
音での表現力の貧しさを身体の動きで償おうとでもするかのように、酷い時には、誰とは指名しないが自己陶酔の末に目を閉じ、のぞけって演奏する者さえいる(笑)。
それが演出の一つとしてそうするのなら、私は御免被りたい。
軽い。
余りにも、伝わる空気が余りにも軽過ぎるのだよ。
上の Bach Double Violin Concerto を見れば一目瞭然、指揮者は勿論、演奏者一同の堂々とした落ち着き振り、威風堂々の自信に満ちる身振りには風格が漂い、私は唯々敬服するばかりだ。
そして、私が大好きなJulia Fischerの身振りの場合は、彼女の内気と身体が完璧なまでに曲のリズムと一体になって現れた自然さ、表すのではなく現れた動きを私は感じ入り、そこでも彼女の天才ぶりを思い知るのである。
そして彼女が、上のメニューヒンと協演したダビド・オイストラフを大好きだと知った時、私は増々、彼女を好きになったのであった(笑)。