<シリーズ評論・ウクライナ侵攻⑬>「スラブ民族統合」へ軍事介入 プーチン氏が生んだ敵対意識 北海道大学スラブ・ユーラシア研究センター共同研究員 藤森信吉氏
「ウクライナはEUとNATOへの加盟方針を憲法に明記している」
北海道新聞04/21
ウクライナのNATO加盟問題は直ちに解決されなければならない=ウクライナ大統領 - 2021年6月7日, Sputnik 日本 (sputniknews.com)
ウクライナのNATO加盟問題は直ちに解決されなければならない=ウクライナ大統領 - 2021年6月7日, Sputnik 日本 (sputniknews.com)
世界の歴史と現実は、奴隷と家畜を使い、詐欺・洗脳と暴力で支配する紳士面した超絶的階級社会だ。
「ウクライナはEUとNATOへの加盟方針を憲法に明記している」としてゼレンスキー政権の政治的主張の正統性を補強しようとした所で、その経緯を見れば、ネオナチ勢力が2014年のクーデターによって政権を握った政治背景の上で作られたのがこの憲法だ。
ウクライナ・ゼレンスキー政権が、ロシアの喉元に核ミサイルを突き付けている核大国のネオナチである事実を軽視して、プーチンの思想がウクライナ侵攻を生んだと侵攻の原因を矮小化する姿勢は、ウクライナ侵攻の根源的原因である軍産複合体とそこに投資する国際資本の二つの存在を隠ぺいする、日本に溢れかえる世論工作の一環だと評価するしかない。