祇園囃子 1953年 木暮実千代、若尾文子、浪花千栄子 - YouTube
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木暮実千代と若尾文子の二人が揃えば、おいそれと汚れ役を求めるのは難しかったのかも知れないが、私が脚本と演出を求めるのなら、この美しい二人が、この祇園の世界で生きる女の裏面をもっと生々しく、強かな女の生き様を描いて欲しかった。
しかしこの映画を観ると、映画ではなく銀幕と言いたくなるわな。
人を描くのが得意であった当時の邦画は、世界中から高い評価を得ていた。
さて、日本映画が再び世界から畏敬の眼を集める日が来るかどうか。
それは偏に、日本人が賢い大人になるしかない(笑)。