京都市バス運転手「こら」と暴言 乗客に丸聞こえ
北海道新聞10/10 17:56
バスの運転手が降りて行って他車とケンカを始めたのならともかく、運転手が思わず出した怒りの声に乗客がそこで何を怒る理由があるというのか。
運転手が怒る様な、何かの動きがあったのだなと思っていれば、それで済む話だ。
乗客の過剰な「お客様は神様です」の意識が、こうした過激な苦情の申し出を生み出すのだから、これは利用客の過激派だ。
その上で、あの「ヘイト」「ニセ情報」問題に並行し、こうして「物言えば唇寒し秋の風」の風潮について大きく問題提起をしないまま報道し続けるメディアの姿勢には、厳しく非難を加えたい。
新聞購読者が減少する要因には単に人口減があるのに止まらず、メディアの姿勢に報道機関としての責務に欠けると見る人が多い事も大きく反映していると見る。
そしてTV業界もまた、それと同様の病を抱えていると見た。