台風、強い勢力で小笠原に最接近 記録的暴風も
北海道新聞10/24
マーク・モラノ 著 渡辺 正 訳 「オーストラリア連邦の気象学者ワット氏は、異常気象について質問された際、苦笑いしながら答えた。『現状を過去と比べる人は、異常な状況だけ覚えているんですね。どの気象記録も正常範囲なのに。』」
相変わらず、オオカミ少年のメディアたちがワイワイと騒ぎ立てている。
「記録的な」や「恐れがある」の類は、如何様にも曖昧な表現で非科学的、自己保身に便利に使え、恣意的で無責任な言葉である。
そしてそれは同時に、印象操作で広範な被害責任を、CO2主犯の地球温暖化論を正当化する「異常気象」にのみ求め、行政の責任を覆い隠すショックドクトリンの戦術内にある作戦だ。
しかしメディアが大声を出すべき相手は、自然災害の予防と救済に備えた政策を充分に執って来たかどうか、それを担う政府自治体だ。