マグニチュード99

最期の時まで美学を求めると決めた

女王エリザベス2世が「孫」を追放するのに躊躇しなかった事への疑問

jp.sputniknews.com

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ヘンリー王子 称号剥奪という女王の決定を嘆く

sputnik© REUTERS / Toby Melville
2020年01月20日

 
ショック、先行き不透明、山積みの問題 英国が喘ぐ王室とサセックス公爵夫妻の「亀裂」

© REUTERS / Pool / Daniel Leal-Olivas
sputnik2020年01月18日

 

女王は、恩を仇で返したとヘンリーに激高し、ヘンリー一家を追放したのか?

それとも、極めて冷静にそうしたのか?

どちらにしても、もし女王側がヘンリーの我がまま発言を絶好の好機とみて、共にこの二人を王室の庇護から完全に遠ざけようと、手中に有るメディアの多くをいつも通りに操り、ヘンリーの我がまま振りを過大に演出したとすれば、そこにそうする十分な動機と目的があると、私は邪推する。

それは、「血統」と「王室の闇」を守ることだ。

そして、ヘンリー一家からの王室にとって危険なご都合主義的分離要求に対しては、そのヘンリーの母親であり、かつて王室の面目に逆らって離婚した上に、チャールズ皇太子に次ぐ王位継承者であるウィリアム王子の異父兄弟としてアラブ人の血を持ち込む可能性を秘めたダイアナの時と同じ様に、今回も王室はかなり怒りが収まらないでいる。

ましてや、ヘンリーの実父はあのヒューイット氏だとの疑惑は今も消えてはいない。

ロスチャイルド財閥と閨閥を組んで、世界の支配階級の一角を成すイギリス王室に一旦は在籍した以上は、ヘンリー一家もまたダイアナ同様に24時間365日、全ての居場所、発言、行動、車中やベッドでの痴話まで収録監視下に置かれたままに、それは小説ではない事実だ、英国からの護衛を受けられることなく、今までとは違って凡そ民間人の所得の範囲内であらゆる危険性からの自己防衛を社会的に迫られるのだ。

これでヘンリー一家の運命は、増々多難な船出となった。

この件は、やはりイギリスの旧然たる超絶階級制度が色濃く反映した、日本人が冷静には理解困難な欧州階級社会の奥の院の出来事なのである。

でもこれは、あくまでも邪推、邪推(笑)。

 

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