マグニチュード99

最期の時まで美学を求めると決めた

★Carlos Di Sarli Y Su Orquesta Tipica - La Torcacita

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良質な音質と映像を楽しむために、是非「ようつべ」でご覧ください。

 

私が大好きなカルロス・ディ・サルリは、アルゼンチン・タンゴのピアノ演奏者、楽団指揮者であります。

彼の演奏法の魅力は、なんと言っても抜群の切れの良さで作られるリズム感、そしてそれと同時に、哀愁に満ち溢れ流れる音色です。

ですが日本人の顔をして、伝統文化を壊し続ける事を任務とする文化工作員によって、今のテレビやラジオでは、一般家庭の団らん時間にあっても、こうした名演奏を見聴きすることはなかなか叶いません。

ですから、伝統音楽は若者たちに知らされることなく、伝わることなく、それを知らないままに新しい音楽性で洗脳され、新しい市場を形作られ、そこに追い込まれ、消費期間を短期に設定され、次から次へと購入を促されるのです。

その伝統文化破壊の様には、まるで中国共産党毛沢東時代の整風運動、造反有理紅衛兵時代の様に唯々破壊するだけ、支配層に利用され、そして最後に見捨てられる、そんな「現代の奴隷と家畜」の哀れな姿が丸写しとなっているのが、見て取れるのであります。