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私が大好きなカルロス・ディ・サルリは、アルゼンチン・タンゴのピアノ演奏者、楽団指揮者であります。
彼の演奏法の魅力は、なんと言っても抜群の切れの良さで作られるリズム感、そしてそれと同時に、哀愁に満ち溢れ流れる音色です。
ですが日本人の顔をして、伝統文化を壊し続ける事を任務とする文化工作員によって、今のテレビやラジオでは、一般家庭の団らん時間にあっても、こうした名演奏を見聴きすることはなかなか叶いません。
ですから、伝統音楽は若者たちに知らされることなく、伝わることなく、それを知らないままに新しい音楽性で洗脳され、新しい市場を形作られ、そこに追い込まれ、消費期間を短期に設定され、次から次へと購入を促されるのです。
その伝統文化破壊の様には、まるで中国共産党・毛沢東時代の整風運動、造反有理の紅衛兵時代の様に唯々破壊するだけ、支配層に利用され、そして最後に見捨てられる、そんな「現代の奴隷と家畜」の哀れな姿が丸写しとなっているのが、見て取れるのであります。