マグニチュード99

最期の時まで美学を求めると決めた

気象予報士は、なぜカタカナ語と助詞抜きが好きなのか

「エリア」、「札幌、雨の予想です」。

これで、日本語として標準化させる。

そして気象予報士だけではなく、アナウンサーさえ同様だ。

それは、特にラジオの場合はテレビの様に画面情報が伴わず、音声だけが情報発信を担うから、発音や言葉使いの美しさが極まって目立ってくる。

全国の放送局の上司や経営陣は、日常語での言葉使いの崩壊を許容しているか、若しくは推奨しているのか。

今の日本は、パンツのゴムが緩みっぱなしの無責任社会に見えて仕方がない。

無責任の例を挙げれば、火山と地震の大国での原発建設、福島原発事故後の子供たち他、全日本人への保護遺棄、原発再稼働、数え上げれば切りがないのだ。

そして、表現力が非常に豊かな所を特徴の一つにする日本語を含む美しい日本伝統文化が、欧米文化を日本文化よりも優れた文化だと洗脳された日本人自身によって滅ぼされた後に、海外観光客はそうして「日本が日本でなくなった日本」に観光の魅力を見出す事が出来るだろうか。

しかし政府官僚は、伝統文化の担い手たる職人の方々には財政の側面からも大きく支援の手を貸すことなく、それに加えて英語公用化を政策化して言語文化でも若者を遠ざけ、学生の試験問題の読解力さえ劣化が問題化されるに至って、更なる日本伝統文化の衰退を促進させるに容赦はない様だ。

 

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