マグニチュード99

最期の時まで美学を求めると決めた

自家生産の食物は劣後化されて工場生産で餌化された日本人

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私も子供の時代は、自家製の干し大根や茄子などの糠漬けを食べていた。

裏庭に植えた大根を採って、木桶イッパイに張った水で縄をタワシにして洗い、それをまる一日、縄につるして干す。

その後、木桶にその干し大根と糠を詰めて一月以上、裏玄関に置いてからが食べ頃になる。

食べ物が人の口に入るまでの過程に、その当人が凡そ関与しなくなってしまった今、食べ物の有難さ、口に入るまでの知恵と苦労、生産者や職人の作ることへの尊敬は失われ、伝統文化は真面な理由なく既に廃棄物扱いとなった。

食料を得るまでの全て、生産工場から始まる工程で生産者、製造者、販売者、消費者として人間が社会的に分断されて、個々の社会的立場に拘束されてからは食糧食料への知識も意識も、互恵の精神も失われ、消費者の立場だけが強調され、国民間に世代や職能、学歴、収入額、住いの地域性、言語などでも分断されながら、価格や品質、安全性などの利害対立だけが先鋭化してきたのが、今の日本なのだ。

そしてこの日本の地下深くでは、欧米国際資本及び中国資本との日本に対する第三次世界戦争が、第二次世界大戦敗戦と同時に、産業技術力や貯蓄などの資金、食糧と食料、そして水や土地など、日本人が培ってきた全ての分野を巡って繰り広げられていた。

だがその勝敗は、残念だがこのままでは、お人好しな日本人の奴隷化と家畜化という形で終わりそうな気配である。

 

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