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最期の時まで美学を求めると決めた

小4女児死亡は民法懲戒権が原因か?原因は親の狂気だ

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懲戒権削除を法相に要請へ 自民、女児死亡事件巡り

北海道新聞02/18 22:12

 

 youtube ニッポン無責任野郎

 

この類の事件が起きると必ず出て来るのが、事件の本質から全く外れた無責任で浅薄極まりない自称「人権派」の主張である。

この事件を考えるには、精神的な分析結果を待つ必要がありながらも、少なくとも親の懲戒権という「法的根拠の存在が原因」であったのではなく、懲戒権を装った狂暴で病的な親の「暴力という直接的な行為が原因」であろう事は、誰の目にも明らかだ。

今ここで、親から懲戒権という法的根拠を奪ってそれを画一的に法制化すれば、それは今既に家庭では真面な「躾」さえ親が放棄し、それを学校教育と教員に丸投げして要求する愚民化日本の、家庭で仕込むべき子供の「生きる力」を益々劣化させる原因となるだろう。

こうした選挙目当ての格好付け、体裁を繕う愚行には、私は強く強く異議申し立てをしたい。

デパートで子供が陳列された食器を手にしようとした時、親が子供に人前でしっかりと「落とすと壊れるから、いけません!」と叱るか、それともささやく様に「叱られるから、止めなさい!」と宣うか。

子供への基本的な躾けさえ忘れた「気取り屋」だらけの今の日本社会では、こうした類の「バカの拡大再生産」がすっかり定着してしまった感がある。

極フツーの女子に見え、決して貧しくはない家庭の娘が買春で性病や堕胎を経験し、男女を問わずに教師が受け持ちの児童や生徒に性の実践教育をし(笑)、「バレさえしなければ、好いのだ」と短絡的に都合好く考える人間が多いのは、子供の時からの躾を通した「正しい身の守り方」を授けられてこなかった所から生まれて来るのだ。

それさえ授けられれば、人生の中で一時の迷い誤りがあった者も、やがて早い時期に自身がそれに気づいて立ち直る機会を得るだろうが、それを授けられなかった子供は、自身の力だけで迷い誤りに気付き立ち直るというのは極めて難しいだろうと想像するのに、私は抵抗感がない。

所で、あのバカッターたちは成長期に、親の懲戒権を受けた経験があったのか?

もし、私が被害店舗の経営者や株主であったなら、私はバカッターたちに一生を掛けて損賠金を支払う様、遠慮なく法的対策を取るだろう。

私は、子供の頃、頭をコツンとか尻を叩かれる程度に、幾度もその懲戒権とやらを受けていた記憶があるが(笑)、そのお陰と同時に子供同士のケンカをも経験して、殴る蹴るの加減、傷み痛さの具合、相手の気持ち、無益なケンカ、敗北の回避などを、体の痛みを通して知る事ができたのだ。

そして、幼い子供にイジメを繰り返す年長の子供に体罰を与える躾を否定しては、躾けの選択の幅を失うのだ。

2~3歳の子供を暴行する小学生を小学生の親が見た時、その親は我が子に向かって「この子のお母さんに叱られるから、やめようね」とでも言って終わりか?

子供社会は、ただ可愛いだけの天使では決してない。

子供には性格や発達の早さの違いがあるのだから、言葉で理解可能な子もいる一方で、大人の言葉には何一つ畏敬の念を示す事無く、大人社会での事なかれ主義的無責任や、その同調圧力を学習して、そこからますます助長する子もいる。

大人の言葉や行い、多くの経験で学んでいく発育途中の子供は、ただの猿だ。

大人社会に近似した子供社会の猥雑さや無責任、残酷さなどを看過して、営業用の耳触り好い言葉だけで身を繕う人間はただのペテン師、「無責任野郎」だと、私は言って置く。