データ活用した医療、全ゲノムやAIに注力 厚労省
日本経済新聞 2019/9/9 20:07
全ゲノム情報の解析推進、厚労省 データ活用計画まとめる
北海道新聞09/09
学者が人肉を食べることを提案 気候変動対策として
sputnik© Fotolia / Nailia Schwarz
2019年09月11日
ソイレント・グリーン wikipedia
我が身を置く現代社会に無知無関心の若い夫婦に、「妊娠中や新生児のゲノム解析が、その子の健康管理にとって重要な要素となりますよ」と1%層が喧伝すれば、インターネット社会の虜となった現代のバカ者たちは、尻尾を振ってそれに追随するのは間違いない。
自由主義が国家主義に置き換えられつつある邪悪な現代に於いて、ゲノム情報の解析と、医療AI活用と言い繕う商業利用、そしてその先での軍事転用を、全ての日本人が拒否できる権利、個人固有の生体情報を本人のみが支配し、それを保護し、生体情報から生まれる個人の名誉、人格権を守る権利を、法的に保障される社会制度として設定されるのが果たして今の国民市民に可能なのか。
99%層は生体の一部でも、或いは死体の一部でも、それを赤いトマトの肥料とし、自然放牧のブタの飼料とし、労役や軍用サイボーグの構成部品とし、それで企業活動と1%層の利潤追求の手段にされるのを、99%層は黙って許すつもりなのか。
私は、生きる事に価値を求め考え続ける人びとを除き、99%層内に在る無知無関心の無責任極まるb層には、楽観的な視点を持たない。
何故なら、そうしたb層こそが、あのナチス・ヒトラーの支持基盤であったという歴史を看過できないからである。
そしてソ連・スターリンによる恐怖の国家主義を支えたのもまた、そのb層なのだ。
だが、政府に人生丸投げで「生かさず殺さず」、只々生かされているだけの日本人は、イベント催事やテレビ、インターネットゲームによって増々痴性(笑)が増しているなかで、自らと子や孫たちの危うさには全く気づいてはいない。
ウォーレン・バフェット曰く、
『我々が歴史から学ぶべきなのは、人々が歴史から学ばないという事実だ』。