マグニチュード99

最期の時まで美学を求めると決めた

麻生太郎「札幌は奥地」徳永エリ子「奥地とは言わない」、私は50年前に函館の人から札幌を「上(かみ)の方」と聞いた


『函館の女』北島三郎  はるばる来たぜ函館・・・

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麻生氏「札幌は奥地」 「北海道の人は言わない」野党批判 参院予算委

北海道新聞03/25 18:40

 

「函館の女」北島三郎 youtube

 

私は今から50年くらい前、函館に長く住む商人の方が、札幌方面を「上(かみ)の方」、つまり川の上流を上(かみ)という意味を転じて、山の向こう側、函館市から見て横津岳や渡島駒ケ岳の更に北方向に札幌が位置するので、「上の方」と言っていたのを幾度も耳にした経験がある。

徳永エリの発言は、そうした函館に古くから住む人々が持つ、北海道開拓の発祥地、開港の地を誇りとする選民意識を知らないか、或いは反麻生太郎勢力としての意識的なものであった故のそれだろう。

函館は昔から貧富の格差が激しかったが、現在は更に経済力の衰退が著しく、そうなった最大原因は麻生太郎が言い放った「函館の人が、札幌の人に『奥地からようこそ』と言っているのを見て、函館はプライドがあるな」であると私は考えていて、その「プライド」とは「過去の歴史的文化遺産」と「既に過去のものとなった経済力」に強く依存し続け、その結果、世界と日本の経済的事情の変化に関心を寄せず、また人的、経済的交流が閉鎖的で函館人の中でカネを回すといった「井の中の蛙大海を知らず」に陥り向上心を失い、最後に残ったのは、その「プライド」だったのだ。

そしてカネに目が無い麻生太郎なら、それを鋭く見抜くのは実に簡単な事であった

(笑)。

 

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