映画公開時 11歳の小林幸子さん(1965年 大映「座頭市二段斬り」より) - YouTube
13:10「お天道様ぁ、みんな、幸せにしてやっておくんないまし」。
お鶴ちゃんが市の仕込み杖をそっと持ち出すのを、分からない振りをして何も言わずに許した市の心が、この一言に凝縮している。
昭和の映画作品には、こうした心の機微、人情が底に流れていた。
観客は、どこかで自身の心情と市の心を重ね合わせ、銀幕の向こうで同化していたのだ。
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