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私も、勝新が大好きだ。
切られ役さん、憎まれ役さん、悪人さん、みんな、みんな職人で、その人たちの集まりで、一つの作品を一つの芸術作品として高めるのに一生懸命だ。
「座頭市」の底には、無常観が流れている。
誰もが背負っている、どす黒い、消しようもない真っ黒な、漆黒の闇、無常の川だ。
私が大好きなイタリア映画もそうなのだが、当時の日本映画には、やはり作品一つゝにそれぞれの哲学が有った。
勝新さん、有り難う御座います。
因みに私が一番に推薦する日本映画は、今村昌平監督の作品「赤い殺意」です。