2018/11/01 05:00
野暮SEのためのファッション指南
部下に信頼されないSEは黒いスーツを捨てなさい
日経 xTECH
この説教の第一の相手が何故、日本のサラリーマンなのか。
日本の労働者が、リッチブラックなどといつも通りのカタカナ語で煽てられ、パリのIntercolor - International and interdisciplinary platform of color experts や、その下部組織のJAFCA | 一般社団法人日本流行色協会 | Color History によって、日本中の背広組が長年、全国統一の国民服で黒色を押し付けられているのが実態なのだから、説教の第一の相手は、世界の流行色を商品の2年前に決定し、それを日本人に押し付けている勢力にこそ向けるのが当然だ。
それとも、そろそろ別な流行色に取り換える為の環境作りに、こうして「黒いスーツを捨てなさい」と言い出したのか。
私は、先にコシノジュンコ氏が提唱した「色のある服を着よう」の呼びかけに同期するこの説教は、そうした環境作りの一環にあると、にらんでいるのだが。