感染急増、迫る医療逼迫 道内最多266人 通常診療に制限も 軽症向け宿泊施設足りず
北海道新聞11/20
Peace Philosophy Centre
Wednesday, February 27, 2013
時代を超えた戦争の教訓 今こそ読むべき
スメドリー・バトラー将軍『戦争はいかがわしい商売だ』
完全日本語訳 Smedley Butler, WAR IS A RACKET: Japanese Translation
人と云うのは、「とりあえず納得すれば、それ以上に思考を繰り返したり深く考えなくて済み、楽になる」から、TV新聞で情報を独占する特定の権威的な立場から、そこで選別された情報を繰り返し繰り返し浴びせられると、それを安心の糧、安心材料の高い根拠に祭り上げ、そこに強く依存する性癖を得れば、脳は幾度も再考する必要が無くなって行くから、それ以降の思考は、根拠として借用した特定方向に沿って、加速度的にそれを繰り返す性癖が強まる一方になるのみだ。
近時、盛んに云われる「思考停止」もまた、その流れの中にある言葉だ。
そして、日本で第二次世界大戦敗戦後に伝わる占領政策3S政策 - Wikipediaとは、そうした大衆に対する洗脳政策、愚民化政策とも云われる支配政策の一策であった。
それを、洗脳と言う。
侵略者は戦いの見返り無しに戦うことは在り得ず、一旦そこで犯した侵略支配には、決して終わりは無いものだ。
三島由紀夫は生前、日本が日本でなくなる日が来るhttp://sharetube.jp/article/8182/と憂い予言し、更に著書「不道徳教育講座 - Wikipedia」の「催眠術ばやり」では、アメリカ殖民地政策によって日本人へ行われる洗脳工作について言及していた。
私は、彼とは恐らく政治思想を多く異にするのだろうが、彼が歴史への優れた洞察力を持ち、その視線を通しつつ日本の伝統文化を愛し尊ぶ姿勢、それが彼の美学の一つであるのだろうが、そこに私は深く畏敬の念を持つのである。
「催眠術ばやり」
『催眠術の流行は、・・かけるほうもかけられるほうも、何となく、自分の責任をのがれたいという願望を抱いている。
これも現代にピッタリだ。
責任などという重荷を捨てて、人の意のままに動きたいという奴隷化への願望は、現代人の心のどこかに深くひそんでいます。
・・マス・コミの威力などといわれるものも、催眠術をかけられたい大衆がいればこそ成り立つのであって、・・その上、マス・コミの巧いところは、決して命令的ではなく、やさしい、おだやかな、甘い、催眠術師独特の声音で、「要らなければ、スイッチをお切りなさい。ほしくなければ、この雑誌や新聞を買わなくてもいいんですよ。われわれはただ、そちらから手をのばして、テレビやラジオのスイッチを入れ、新聞や雑誌を買って下さる方にだけ、話しかけているのですから」とやんわり・・・』
三島由紀夫「言葉ってのはみんなの物だからね、言葉っていうのは、皆に通じるのが前提になって言葉っていうのが出来ているでしょ。もし、通じなかったら、言葉って意味がなさないわな」。