マグニチュード99

最期の時まで美学を求めると決めた

「色のある服を着よう」コシノジュンコ氏は、黒尽くめの流行色で個性を殺し続ける日本社会に苦言を示したのだ。

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「色のある服を着よう」 コシノジュンコさん講演 札幌

北海道新聞10/22 05:00

 

 のぞみに「拳銃持った人」通報…実は私服警官、列車遅れ

朝日新聞2018年10月22日13時35分

 

2007年から続く黒色の流行は、リッチブラックを名乗った後に男性の背広などに止まらずに女性の被服、バッグなど小物類にも広がったまま、今の今まで続いている。

コシノジュンコ氏は、絶対的な影響力で日本の流行色を決定する JAFCA | 一般社団法人日本流行色協会 | Color History や、それを監督指導し、国際資本傘下にある Intercolor - International and interdisciplinary platform of color experts に誘導されて全国統一された戦争中の国民服に等しい黒色服に潜む日本人の感性と思想性に接している中で、次第に被服という市井の生活分野を通して、そうした市民の潜在意識への不気味で不条理な統制的支配力を感じるに至り、ファッションデザイナーの立場から明らかに批難をそこに加えたのだと、私は受け止めた。

それは真っ当な神経を持つ人なら、当然にそう感じるだろう。

私が若い時に愛用していた千鳥格子やグレー色の背広、ダーティ・ハリー張りの皮肘当てを施したストレートボディシルエットのアメトラなどは、今やデパートなどではなかなか見る事がない。

アメトラは、何よりも絞り込まずにゆったりとしたデザインが特徴で、身体が動き易く、ハリーがマグナム弾を使用したS&W・M29長銃身モデルを左脇に装着するには相性が好かった。

ところで、のぞみ114号に乗車した私服警察官は規則通りにケースに入れて所持していたのだろうから、それはハリーのM29ではなかっただろう(笑)。

世界の国家主義者たちは、この流行色の問題は勿論、何よりも常に市民の私生活の隅々に至るまで、硬軟両様に統一性を強いて来るのが特性である。

 

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