日本人が世界でバカにされている説は本当か
「日本スゴい!」風潮を真に受けてはいけない
東洋経済ONLINE2018/10/17 7:00
これは、テレビや新聞が繰り広げる日本自慢話の事である。
昨今の大メディアは、こうする事で日本人の思考や感受性から日本社会には全く問題が存在しないかのように情緒的な方法で疑問や抵抗を取り除き、そこで思考を停止させ、何も心配はないのだよ、何も考えなくても日本は大丈夫だよ、全てを1%の支配層に任せておけば好い、という方向へ世論を誘導し、やがて世間が国際資本による日本経済の破壊に気が付いた時には、時既に遅しという訳だ。
東洋経済社が言う風潮とは、こうして大メディアが世間を特定方向に誘導した結果をそういうのである。
そうした指摘がネット上でも多く在るのだが、お人好しばかりの今の日本人にはそれを探す作業さえ稀だろう。
更には、そうした指摘を検索しようとしても、それは検索を支配する勢力によってかなり低位の順位に置かれ、どうでも好い子供の関心事の様な稚拙な検索項目が上位に置かれるので、検索結果に反抗的な記事を掲げる対象を探るのは極めて困難な作業となっている。
或いは、それはフェイク・ニセ情報の類として、一方的に削除の対象にさえなるだろう。
ネット構造は、あくまでもネット構造を支配する1%の支配層が実権を握り、利用者は利用料を提供するだけで、こうして主権を握ってはいないのだから、それがこの社会にある真実と言うべきだ。
これが、詐欺資本主義社の実相なのだ。