マグニチュード99

最期の時まで美学を求めると決めた

★「存在しない女たち」は「Metoo」同様、いつも通りに支配層を的から外して守る

www.hokkaido-np.co.jp

<書評>存在しない女たち
『近視が進み、初めて眼鏡をかけた日のことを思い出した。あの日、世界はこんなにも、はっきりとしているのかと感動した。本書は、いわばフェミニズムの眼鏡だ。ぼんやりとしていた理不尽をくっきりと見せてくれる。・・・しかし、「そもそも、おかしいのだ」と粘り強く主張したい。もう、視界は明瞭なのだから。』

北海道新聞02/07

 

agora-web.jp

反#metoo よりもカトリーヌ・ドヌーヴらが真に問いかけたこと
アゴラ2018年01月12日

 

bunshun.jp

文春オンライン
「家族の中で私だけがハズレなのです」 中国人“毒婦”が経験した貧困の実態とは
『中国人「毒婦」の告白』

 

多様な視点と角度、深さや広がり、時の流れと自身の内的変化、それらを脇に置いて書評するのであれば、この書とともにこの書評もまた同様に、『視界は明瞭』にしてくれた『フェミニズムのメガネ』という「一神教で視点を絞った眼鏡」だ。

それこそが、かのカトリーヌ・ドヌーブが批判を加える理由のひとつ「多様性を認めないピューリタン清教徒的潔癖さ、検証と思索の反復を許さない、今唯一の正義」なのだ。

彼らは、日本人が抱く「八百万の神 森羅万象に八百万の神が宿ると考えられている理由。 (takashi1016.com)」、「広義の仏 仏の一覧 - Wikipedia」といった多様性、諸行無常といった変化の可能性を含む曖昧さを一切認めない。

それが、世界に「存在しない女たち」とまで言い切る単純過ぎて過ぎる程の視点、事物の深みを更に時をかけて探ろうともしない思考停止、常に被害者であり続ける事で自己の思想を神格化する独善性へと繋がるのである。

だから、私が若い頃には随分と女に騙されてカネを貢いだ経験を振り返れば、「間違いなく存在していた女」たちを、今も忘れるわけにはいかないのだ(笑)。

私は、「間違いなく被害者」だ(笑)。

そしてこの類の書を読んで、フェミニズムに洗脳され、実社会を経済学的視点から考えるのを忘れ、観念的な思索で堂々巡りの迷路にはまり、結局は死ぬまでこの手の書物を買い続ける。

いい加減に、自身の個人的な経験と被害者感情だけを根拠にして、女性としての加害者及び共犯者の側面を都合よく忘れ、被害者面のまま世の中を渡るのは止めてくれ。

この現世世俗で広がる曼荼羅の様相出来事を観れば、「強か(したたか)に女も男も生きている」のである。

幾多の差別の根源は、超絶的階級社会の仕組みにこそ在るのだ。 

magnitude99.hatenablog.com

magnitude99.hatenablog.com

magnitude99.hatenablog.com

magnitude99.hatenablog.com

magnitude99.hatenablog.com

magnitude99.hatenablog.com

magnitude99.hatenablog.com

magnitude99.hatenablog.com

magnitude99.hatenablog.com