時短拒否39店公表 札幌の飲食店に広がる不公平感 「要請破り」他にも/ルール守る方が損
「国民の自由の侵害につながる公権力の行使は最小限に抑えるべきだ」
「要請に従わない店を放置すれば、まじめに守った人の努力が報われない」
北海道新聞07/08
人類に宿るウイルス遺伝子、太古に感染 進化を演出
驚異のウイルスたち(2)
日本経済新聞 2020年5月30日
北海道ころな新聞の、この論調を「二枚舌」と言う。
「公権力の行使は最小限に」するとは、本来は「自粛要請を出しても、それに留めて過料罰を執らず、正統な科学的知識を日本人社会全体に広める政策を執る」という事だ。
そしてこの記事の重心は、「自粛要請を守れ!」に在る。
だが考えてみれば好い。
今の日本人にとって必要なのは、何よりも科学的で合理的な政策であるはずなのに、「報われる」とは、科学的で合理的な言葉なのか?
情緒的な意味不明の政策であっても、それは99%層が有益な政策として高く評価するべきものなのか?
まさか、過去から未来に至るまで永遠に生存し、人類の進化にも関与して来た、共存性が極めて高いウイルスの有益的な一面を持つ存在性を否定し、「ウイルスを壊滅」出来る、しなければならない、とでも考えた上での言葉なのか?
それこそが、自己保身と組織防衛から生まれる無責任な言葉だと断じたい。