マグニチュード99

最期の時まで美学を求めると決めた

KYB事件から投資家や株主第一主義で社会的責任を放棄した日本企業の実態が透けて見える

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品質不正、日本メーカーに共通点 ガバナンスの欠如、コストダウンで現場負担の増加も (3/3ページ)

SankeiBiz2018.10.20 06:15

 

「集中型電源」問題視せず 停電検証委 専門家から疑問も

北海道新聞10/20 05:00

 

上記の記事では、 『機管理広報コンサルティング会社、エイレックスの江良俊郎社長は「まったく甘い。企業向けビジネスが中心で、消費者のことを考えていない」と対応を厳しく批判する。』と日本の産業機械製造業界には、厳しく批判を加えられていた。
しかし、そうした消費者軽視の体質はこの業界に限らず、例えば携帯電話の分野においても、高齢者にとって利用しやすい簡便な操作性を備え、本体価格や利用料などが低廉なフィーチャーフォンガラケーを合理的且つ真面な理由の説明がないままに消滅させ、その一方で、それに替えて高度な個人情報収集能力を持ち、多機能ゆえに高齢者にとって難解な操作性を備え、更に本体価格や利用料などが高額なスマホに集約させるといった収益追求第一・株主と投資家の利益配当を最優先する強引極まる経営戦略からしても、消費者を単にカネの成る木と位置付け、本来は備えなければならない重要な社会的責任を欠落する企業体質は、今、国際資本の手中にある全ての日本企業に当てはまる問題だという感がしてならない。
そしてこのKYBの事件からも、内輪に在る重大問題には触れたがらないあの北電、そして東電が抱える時限爆弾的、自滅的で詐欺的経営体質を再び思い起こさせるのだった。