マグニチュード99

最期の時まで美学を求めると決めた

町内会の自由を認めずに、札幌市は上から市民を支配し始めた

matome.naver.jp

kurashimemo.sblo.jp

www.hokkaido-np.co.jp 

 

町内会条例4月施行を断念 秋元・札幌市長の公約

「負担押し付け」「加入促進効果ない」

北海道新聞11/29 05:00

 

暮らしのメモランダム
2011年10月29日
自治会や町内会には絶対に加入しない方が良い

 

NAVERまとめ 更新日: 2015年04月05日

自治会・町内会に入りたくない、抜けたい…自治会は不要? 強制? 退会、入らないとデメリットはある?

 

札幌市は、納税者であり有権者であり、先ずは札幌市は人生の先輩として畏敬の念を持って接するべき対象であるはずの高齢者が、戦中戦前に英語教育を受けていない故に特に苦手とする分野であるのを充分に知りながら、「格好が好い、利口そう、心地よい、手っ取り早い」「社会全般が英語とカタカナ語を使っている」といった類を臆面もなく理由に掲げて、カタカナ語や英語の濫用を自らの手で促進すると言う、実に如何わしい、危険極まる過激な自治体だ。

その訳は、多くの矛盾を抱えながらも市民自由主義的な立場に立った地方自治体として自律的な行政を執るどころか、政府内閣官房クールジャパンムーブメント推進会議(内閣日本経済再生本部・楽天会長三木谷浩史が民間議員を務めた産業競争力会議の下部組織)の英語公用化政策に、これもまた臆面もなく追随する所にある。 

そうした体質の上に立っている限り、何故、札幌市はここで怪しげな新条例を作ってまでして、町内会全体に姑ババアの様に細々と指図し市民生活を監視管理しようとするのか、その理由が意識が高い市民にとっては分かり易く目に映るのだ。

そもそも、町内会を作ろうと作るまいと、そこに入ろうと入るまいと、或いは町内会が幾つも町内にあっても好いはずで、住民の暮らし方選択の自由と自治意識を尊ぶのなら、市行政の下請け組織ではないのなら、ここで市が条例で囲い込むものではないはずだ。

しかし、自由と自治の精神から自治会の在り方を考える立場に立てば、会費が1年で1,000円だとか、目的を子供の交通安全運動と保護預かりに特化するとか、様々な目的と性質の町内会や、或いは町内会の形式に捉われずにNPO法人の形式によっても好いのであり、町内自治の形式には限りない工夫と多様性が潜んでいる。

それを今、わざわざ新しい条例を作って、ここで町内会の基本的な理念と組織体を一括りにして加入促進を図る必要性が本音にあるとすれば、今後更に条例改正を重ねる事で全国の町内会を画一化して統制下したい政治勢力が狙う所、それは戦争前の国家主義思想に根付く国民統率と国民動員の組織「隣組」の復活以外にあり得ない。

それは、あのオールジャパン、絆、触れ合う、寄りそう、といった耳触りが好い、優しく、情緒的な言葉で事の本質を覆い隠す手法による国家主義者の世論誘導そのものだ。

子供の国日本の国民市民が、論理的思考力を持って自治問題を考えては困るという訳だ。

それ故に、隣組作りと言えば狙い処がバレるので、本来は任意加入であるはずの自律的な組織の町内会を、強制加入にしたい狙いを糊塗して加入促進と言い換えて、政府は支配の末端組織としての新たな町内会作りに励む。

それに抗うことなき札幌市長の秋元克広は、自由と自治の思想を持ってはいないのである。

 

magnitude99.hatenablog.com

magnitude99.hatenablog.com

magnitude99.hatenablog.com