マグニチュード99

最期の時まで美学を求めると決めた

顔はカワイイが、「助詞抜き」が悪い癖の気象予報士たち

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北海道新聞06/14 08:40

 

nippon.com 水村 美苗「日本語は亡びるのか?」
社会 文化 2011.10.03

「世界中の知的エリートが英語圏に集結し、巨大な「知の図書館」が構築される一方で、英語以外の言語世界は岐路に立たされている。日本語もそのひとつ。世界に日本人の魂を伝え続けてきた日本文学はどこへ向かうのか。 」

——「英語圏出身でない作家として生きる決意」とは何を指すのでしょうか。

「私には日本人が今、本当に日本を見ているのだろうかという疑問が常にあります。戦後社会の流れが“過去の日本の否定”という方向に傾いたせいだと思いますが、それにしても、今の日本人の頭の中は、まるでアメリカの“属国”になってしまっているような感じがします。」

「とにかく大切なのは、グローバリズムの流れに目をくらまされるのではなく、日本語で日本人の生活をリアルに捉えること。これこそが日本人の作家の使命ではないかと思います。それが非英語圏にありながら、早々と日本語という国語を手にした私たちの使命ではないかと思っています」

 

相変わらず、「助詞抜き」の悪癖は日本中の気象予報士たちに蔓延している。

それはそれは、見事な予定調和、統一行動である(笑)。

そして最近、そう台本に書かれているのかどうかは知らないが、とても耳触りで気になる統一的用法の言葉使いが、「雨が降っています」、「雨が降るでしょう」といった柔らかな表現は極僅かで、流行っているのは「雨状態です」、「雨予想です」、「雨の予想です」、或いは「東京雨。」の類の短縮化、体言止め、ハンコ押しの紋切り型だ。

こうした流れの中で、語彙力、表現力、対話力、知的交感、知識の拡大、論理的思考力といった総合的な人間力の基礎となる母語、日本語が質的に劣化し、また使用頻度が次第にカタカナ語や英語に劣後化した状況は、振り返って第二次世界大戦後からテレビで使われ始めた「パパ、ママ」が、それまでの「おとうちゃん、おかあちゃん」「お父さん、お母さん」「父上、母上」「父母(ちちはは)」に取って代わった時が、その起点であった。

そもそもアメリカの殖民地たる日本政府自体が、内閣官房クールジャパンムーブメント推進会議(内閣日本経済再生本部・楽天会長三木谷浩史が民間議員を務めた産業競争力会議の下部組織)によって英語公用化を政策として進める中で、日本人が日本人たることを存立せしめる日本語を破壊衰退させるのを是としているのだから、こうした日本人モドキが増殖する現象には、何の不思議はないのである。

 

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