マグニチュード99

最期の時まで美学を求めると決めた

札幌国際芸術祭とは、SIAF(サイアフ)の日本語である(笑)

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札幌国際芸術祭 12~2月に開催 20年

北海道新聞07/25 05:00

 

アーカイブ・札幌国際芸術祭2017・SAPPORO INTERNATIONAL ART FESTIVAL

 

そして多くの札幌市民は実の所、この催事が芸術ARTを騙る「底浅さ」には辟易していて、観に行こうとは思っていない(笑)。
この私も、国際的と騙りつつも英語表記で日本語と併記するしかしない運営体の怪しげな価値観や、正直、趣味の会や学校クラブ活動、美術誌などどこでも観られるフツーの作品群、そうした水準の作品の群れでは、高い料金と交通費、時間を掛けて全てを観たい気持ちにはとてもじゃないが、そうはならない。
その費用で東京や京都の数多い美術館に足を運ぶ方が、費用対効果は絶大なのである。
次の『・・』は、北海道新聞の2017年9月10日 日曜日版からの抜粋だが、そこからは、既にその記事が掲載されていた時点で、北海道新聞はSIAFが抱える本質的問題の幾つかを承知していたのが透けて見えたのである。
 
『札幌芸術祭、集客苦戦 道外イベントと競合/会場は分散
09/10 05:00
チケットの売れ行きや集客が伸び悩んでいる。・・道外の類似イベントとの競合や会場が多くに分かれ・・実行委は前半の集客の厳しさを認めた・・・札幌市が目指す「芸術によるまちづくり」の浸透には時間がかかりそうだ。・・
PR手法工夫し巻き返しへ
・・有料会場に何度も来てもらおうと、入場無制限のパスポートを導入。8月末までの販売数は、前売りが1万534枚だったが開幕後は1344枚にとどまり、・・「このままでは目標の2万4千枚に届くのは厳しい」・・入場者は1日平均・・前回の6642人をやや下回る。
■薄い地域性 指摘も
東京工科大の暮沢剛巳教授(芸術論)・・は「札幌という地域性をあまり感じない」』