三味線「東京和楽器」廃業へ 「力になりたい」存続願う声、続々
東京新聞2020年7月3日
初代高橋竹山生誕100年記念コンサート 西川洋子さんの演奏
良質な音質と映像を楽しむために、是非「ようつべ」でご覧ください。
「1973 - 高橋竹山 - 津軽三味線」
良質な音質と映像を楽しむために、是非「ようつべ」でご覧ください。
西川洋子先生こそ、故・高橋竹山の愛弟子だ。
自称「津軽三味線弾き」流行りの昨今だが、しかしもう、この青森で津軽三味線正統派の生の音を、もう二度と耳にすることは叶わない。
一昨年「甚太古」にお伺いし、閉店の折に私が西川先生から聴いた言葉を思い出した。
「新幹線の新青森駅が出来た後は、青森に宿泊する人、旅行客がグッと減ってしまった。そして伝統的な弾き方をする奏者の継承者がいなくなってしまった」。
日本人たる自分を育ててくれた民族文化に畏敬の念さえ抱かず、植民地経営のご主人様にただただひれ伏す奴隷と家畜同然の日本人に、この先、幸せが待っているのか?