厳寒期の避難、課題浮き彫り 士別で停電訓練 足りぬ毛布、暖房器具
北海道新聞10/15 05:00
北電は、苫東厚真火力発電所による北海道全域停電を想定できなかったのではなく、想定しようとはしなかったのだと、私には思われる。
それは政府、東電、原発関係者が、2005年に衆院予算委員会公聴会で石橋克人氏が公述した日本全体が巨大地震活動期に入ったという指摘「地震と共存する文化を」〜衆議院で石橋教授が原発震災を強く警告(全文)を全く無視して、311福島沖巨大地震発生の可能性と福島原発の危険性を軽視した経緯から感じたのと同じく、自らの経営方針にとっては不都合な科学的見解が存在すれば、株主や投資家の利益を最優先にするためにその科学見解を故意に回避したり選別するなどして、公共事業体の社会的責任を躊躇することなく放棄する邪悪な体質を北電に感じるからである。