「衝突音で相手気付いた」と供述 乗用車の女が前方不注意か、大津
北海道新聞05/09 20:08 更新
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信号のない交差点の直進車と右折車の事故の過失割合(11例)
「名古屋走り」の例に限らず、道外から初めて北海道を訪れた人がレンタカーで走り始めると驚くのが、9割方の車両がウィンカーを右左折と同時に点ける事だ。
そしてこの事故では、好天気の下の交差点にあって、眼は前に視界を向けた時間が一度も無かったと、この乗用車の女性は言うのだろうか。
私の長年の経験からも、直進する車の前を故意に右折をする運転者を大勢見て来た。
その彼らに共通するのが、体裁が悪いからなのだろうか直進車の運転者の視線を避ける様に絶対、直進車には顔を大きく背けながら、急速で右折することだ。
従って、その様に右折時の速い速度によって直進車の当然な直進行動を認識把握できないから、「直進車に気付かなかった」という発言が出て来るのだ。
私には、その言葉が「直進車の前で先に右折を掛ければ、直進車は衝突を回避するために止まるだろう」としか聴こえてこない。
それとも、元々周囲に全く気配りしない、見ない、そういう類型の女性なのだろうか。
また、直進車は供述によれば衝突を避けようとしてハンドルを左に切ったらしいが、それと同時にブレーキを強く掛けたかどうかも、重要な要点だ。
そして全自動運転車の普及を推進する政府や企業、そして投資家にとって、こうした性質の人身事故が増加するのは望む所である。
それが、資本主義の鉄則だ。