盗難車事故 管理使用会社の責任認めず 最高裁判決
北海道新聞01/21
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絶望の裁判所 (講談社現代新書)著者 : 瀬木比呂志 の感想
新聞では、全く異なる意味を示す法律用語である「命令」を判決と同義に示すのだから、新聞記事で正確に事実関係や経緯、判断などの判例の要点を把握理解しようとしても、それは誤解と不十分な理解を招く恐れが生じるので、上記の判例情報に掲載されるのを待ってから、その検索で把握するのが好い。
で、交差点で走行中の車両同士が衝突した場合、第2当事者が信号順守、安全速度内であっても絶対に10：0の過失割合にはならずに、少なくとも9：1にまで持っていかれるという理不尽さには、今も最高裁裁判官の思考回路を疑っている（笑）。
まぁ、最高裁に限らず彼ら裁判官は自動車の運転をしたことが無く、職務上の要請から車両運転は絶対に避けて通りながら、歩行者の飛び込み自殺であっても必ず車両運転者の責任の存在を求めて来る。
地方の小さな裁判所に居て毎日、自転車通勤をする裁判官を除いて、彼らの多くは送迎する高級車の後部座席に座り、窓から猥雑な世間を見渡す毎日を送るのだ。
そうした彼らが毎日々、自身で車を運転して通勤したのなら、随分と交通事故の判例も世間の実態を捉えた手応えあるものになるとつくづく思うのだが、さて。
