神田日勝 作品ー Bing images
神田日勝代表作を特別展示 道立近代美術館 「天陽くんの絵」見にきて
北海道新聞09/27
過日、札幌市内の公的施設に作品を展示していた札幌在住の若手の造形作家、自称芸術家（笑）と話をする機会を得、そこで彼は神田日勝を知らなかったのには、驚愕だった。
まぁ、彼の話の中身は無機質で空疎、スッカラカンのカンで、口数の割には「その先に見えて来るものが・・・」とか言っていたが、言葉には浮遊感を感じるばかりで何を考えているのか全く分からず、その話の内容さえ私は記憶できず（笑）、その流れでは神田日勝を知らないのに無理は無いと悟った（笑）。
しかし、作家の領域でここまで知的な水準が下がれば、無機質なガラクタ作品をアートだの、作家たちをアーティストだのと呼び呼ばれるのを許容する昨今の日本の風潮にもまた、不思議はないと思える一日であった。
そして三島由紀夫が予言した「日本が日本でなくなる」日とは、三島が逝った日から僅か50年も経ない、正に今日の日の事であった。
