特番『三島由紀夫没後５０年、人間、三島と戦後日本』ゲスト：雑文家 三浦小太郎氏
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【三島由紀夫】日本思想の神髄
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三島由紀夫の思想は、絶対神の一神教を盾にする彼らグローバル主義集団の核にある、国際統一市場主義、その実体、欧・米・中・の国際資本支配勢力とは全くの対極にあり、民族の世界的多様性に意義を置く思想に繋がる一つと受け止められる。
私は、その限り彼の思想に共感し、また彼の美学に共感しよう。
しかし、今も彼を利用しようと目論む勢力は、この日本の支配層に大勢いる。
１１月２５日は、彼の命日だ。
彼の死は、意志ある人として生きる姿勢を捨てた全ての日本人に向けた抗議であった。
そして、確かに当時の日本人は、テレビでもラジオでも美しく上品な日本語を当たり前に話しているのを思い出させてくれた。
