マグニチュード99

最期の時まで美学を求めると決めた

東日本大震災の6年前に、衆議院公聴会で警告した巨大地震を無視・過小評価した政府責任はどこに消えたのか?

原発事故、国の津波の予見可能性判断せず 最高裁: 日本経済新聞 (nikkei.com)

原発事故、国の津波予見可能性判断せず 最高裁
『17日の最高裁判決が重視したのはこうした「予見可能性」ではなく、事故を回避できたかどうかという「結果回避可能性」の有無だった。』
日本経済新聞 (nikkei.com)2022年6月17日

 

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 「迫り来る大地震活動期は未曾有の国難である」
衆議院予算委員会公聴会で石橋教授が原発震災を強く警告(全文)
衆議院予算委員会公聴会(2005年度総予算)】2005年2月23日 
石橋克彦(いしばしかつひこ)
1944年神奈川県生まれ。 地震テクトニクスを専攻とし、東海地震説の提唱者として知られる。 現在、神戸大学 都市安全研究センター教授。著書に「大地動乱の時代」(岩波新書)など。

 

この訴訟に上の公聴会記録が証拠として提出されたかどうかは知らないが、政府が「安全第一」を基本姿勢としたと主張するのなら、この公聴会の記録が在る以上は、原発が被災する可能性が高まる巨大地震の到来を、政府が全く予想出来なかったと主張するには無理がある。

それならば、『17日の最高裁判決が重視したのはこうした「予見可能性」ではなく、事故を回避できたかどうかという「結果回避可能性」の有無だった。』のは、最高裁予見可能性の存在を完全に否定できないからこそ、それを回避して差し替える形で「結果回避可能性」の有無の判断を判決理由の柱にしたのではないのか、という疑念が湧く。

そしてこの例を待つまでもなく、私自身の裁判制度に対する不信感は、砂川事件 - Wikipediaの例を知った時、更に加速していったのだ。magnitude99.hatenablog.com

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