北海道新聞02/21 22:22
「迫り来る大地震活動期は未曾有の国難である」
衆議院予算委員会公聴会で石橋教授が原発震災を強く警告(全文)
石橋克彦(いしばしかつひこ)
1944年神奈川県生まれ。 地震テクトニクスを専攻とし、東海地震説の提唱者として知られる。
現在、神戸大学 都市安全研究センター教授。著書に「大地動乱の時代」(岩波新書)など。
【衆議院予算委員会公聴会(2005年度総予算)】2005年2月23日
ここがヘンだよ中部電力!
~石橋教授の大反論~
「阪神大震災は、いかに現代都市が大地震に弱かったかを示し、間接的には、原発近くで大地震が起きた場合の危険性を証明するものでした。
しかし、私も含めて地震学者は、それをはっきりとは指摘してこなかった。そのことを私は深く反省しています。」
公述人の立場からの石橋克彦教授による警告は、衆議院予算委員会公聴会という公式の場で行われ、しかも2005年2月23日、つまり福島311事故の6年前の警告だ。
国会と政府・官僚、原発事業者たちは、国民に対する原発の安全確保など最初から考えてはいなかった事が、これでもよく分かる。
しかし今晩、昨年の北海道胆振東部地震の余震と思われる大きな地震が発生したが、昨年から今までに、冬の大地震への備えを終えたと言う周囲からの話は極めて少なかったのだ。
だが、大停電の備えを怠って来た大人が凍死するのは自己責任であるとしても、子供がその犠牲になるのだけは可哀想で仕方がない。
さて、暖房用品の関連業者は、今再びカセットボンベを使うポータブル・ガスストーブの販売価格を2~3割ほど高騰させるつもりか?
そして今晩もゲームやSNSに忙しい人たちは、その外、非常食の準備も、お忘れなく(笑)。magnitude99.hatenablog.com