北海道新聞12/11 05:12
清濁併せ呑む
固持ことわざ辞典
今でも多くの団体が「政治的な趣旨」を理由に公共施設の利用を拒否されている現実の中で、更に差別的発言を事前に規制する強化策が当然化されれば、それは検閲以外の何物でもない。
差別的発言に対しては、損賠請求訴訟など既存の金銭的請求で抑制効果を得られるのだから、そうする利益は発言の自由を守ると言う法的利益、自由主義社会を創る利益に叶うものなのだ。
カラー革命、フェイクニュース、ヘイトスピーチ、MeToo、出処をアメリカにする一連の如何わしい運動体の数々が、世界中でメディアによって足並みを見事に揃えて歩き回っているが、その流れに身を任せ、発言の自由を捨てるのに躊躇しないとするこの部会は、一体、自由主義者なのか。
社会体制に於いて「完璧な社会」を目指すのを、全体主義と言う。
フランクリン・ルーズベルト曰く、「世界的な事件は偶然に起こることは決してない。そうなるように前もって仕組まれてそうなる と.....私はあなたに賭けてもいい」。
アドルフ・ヒトラー曰く、「大衆の心理は、中途半端で軟弱なものには反応が鈍い。女性に似ている。彼女らの心は、根拠と理性によって決まることはなく、足らざるを補ってくれる力に対する、名状しがたい憧れによって動く。」