日銀総裁「フィンテック活用を」 金融機関の成長生み出すとの見方
北海道新聞09/04
マネ会証券・株
更新日：2018年12月25日
日銀が大株主になっている銘柄特集
長期に亘る超低金利政策によって富裕層に偏在する金融資産を膨張させる効果を招くバブル経済を演出し、それに続くバブル崩壊による日本経済の長期的な破壊を招いた澄田智 - Wikipedia日銀総裁の責任は、政府日銀から誰一人として真面に追及されることなく終わった。
そうした体質は今も変わりなく、政策の失敗には法的に免責される公務員の仕事として、政府の政策に追随する官製株式相場を運営した国家資本主義社会を演出し、今は、「フィンテック活用」という怪しいカタカナ語で相場気運を盛り上げようと目論んでいる。
しかしどんなに情緒的な扇動で相場気運を狙ってみた所で、市民投資家が市場の形成過程の裏側とその背景に在る世界的な大変動を考える時、市民投資家を排除した国家主義的資本主義経済・国家資本主義に大きな信頼を置かなくなった今、真面な個人投資家ならばむしろ株式市場から完全撤退をする時だ。
債券は債権に過ぎず物権でもなく、信用への保証となる物的裏付けがなければ、それはタダの空念仏だが、日銀はFRBに全てを預託した金バーを何故、ドイツ中央銀行の様に強硬な返還請求をしないのか。
そこでの黒田日銀は、日銀の株主に対する責任のみならず、全ての日本人に対して金融安全保障の責任を負っているハズなのだ。
