青函貨物廃止で道内１４６２億円損失 みずほ総研試算 海運転換不調なら
北海道新聞05/31 05:00
「70年殺し」の必殺技に掛けられたのが、日本と北海道だ。
何を改善しても、もう遅い。
北海道新幹線の経済効果は、既にそれ自体が適切に効果をもたらす時機を失っている。
政府・財界・官僚に言いなりのJR北海道と、社会経済の勉強を怠って来たお人好しの北海道人にとって、今や新幹線はJR北と北海道の破産のタネでしかない。
経済運営と経済対策は全く病気と同じで、適切な時期に適切な方法を持って行わなければ、その効果は半減どころか、その反対の方向へ向いてくる。
あのガン手術や抑制剤、放射線治療と全く同じなのだ。
日本と北海道の経済を育てる闘争心、知識、知恵、行動力、そうした人間力は、国際資本の手によって戦後の日本殖民地経営政策として巧みに日本人劣化政策が進められ、それは教育とテレビ新聞映画など大メディアによる社会的洗脳工作によって進められて来たが、人間力即ち経済推進力を既に削ぎ取られて失った北海道で、今この時、売国的に道内の地方経済を犠牲にしつつ新幹線延伸に拘り続ける限り、日本経済崩壊の終息時までお人好しに終始する北海道人の生き血が政治家や官僚、大手土建屋に注ぎ込まれるという「火事場泥棒」的事態が進行中だ。
そして間もなく、北海道の酪農、農業、水産、観光、鉄道、空港、医療、通信、報道、建設、不動産、全産業は欧・米・中の国際資本の圧倒的な支配力の前でひれ伏す。
またロシアは、隣国としての地理的優位性を保つ中で、日本への天然ガス供給やシベリア鉄道、北極航路、宇宙航空産業などを有効に利用し、彼らと協調する。
その時、国連常任理事国にある欧・米・中・ロの第二次世界大戦戦勝国の国際資本は、日本に対して「最終的且つ完全なる勝利宣言」をうたうであろう。
それが、「空てバカ一代」の三年殺しから学んだのか、彼ら流の「70年殺しの技」である（笑）。
