核五大国、「条約に署名しない」 露骨に対決姿勢、ＩＡＥＡ総会
北海道新聞09/20
＜参考資料＞ 世界保健機構（WHO）第４代事務局長 中嶋宏氏死去
－IAEA（国際原子力機関）のWHO支配に挑戦した事務局長－
当然ながら核弾頭を製造するには、IAEAと国際原子力産業が関与する原発が必要だ。
核大国が核拡散防止に努めるとすれば、それは核大国の核戦力について、彼等は性能向上を当然の権利として止め置きつつ、形式的な数字上で核弾頭数を維持する範囲で自国の核破壊力を保持し、それを容認する取引条件として、また同時に原発建設を世界に展開するために中小国での核拡散を許し、そこで原発と核兵器の管理に核大国政府及び国際原子力産業界の介入を民間企業や諜報工作機関などの体裁で関与を許し、そして最初から最後まで、何から何まで国際原子力産業とその背後にいる国際資本が駒を動かす仕組みであるのが、このIAEAの仕組である。
WHO世界保健機構がIAEA国際原子力機関の支配下に置かれている実情は、そうした邪悪な仕組みを示していると言える。
しかし人類史上、3度も大規模な「核攻撃」を食らったのは日本人だけである事実を、そこに何があるのかを、日本人はとくと考えなければいけないと心底思うのである。
中嶋宏氏に、合掌。
