中国、香港からの海外逃亡容認 破壊活動の阻止を最優先
北海道新聞07/04
中国政府は香港返還当時に、こう考えていたに違いない。
「反シオニスト系国際資本が中国に投資を続け、人材と資金が拡大強化する限り、間もなく中国はアジア最強の経済力を得、世界は中国の主張に逆らうことは出来なくなるだろう」。
そしてもちろん、関係各国の政府は、それを想定して返還協定を結んだ。
そうしなければ、中国政府は欧米国際資本からの投資と企業進出を優位な立場で選別しながら受け入れる事になるだろうと、投資家たちは当然に知っていたからである。
そうしなければ、１３億人での市場に参入する機会を棄てることになるからだ。
そして投資家たちにとっては、市場の形成と拡大以外には、そもそも香港市民の生命や人格、自由主義思想など眼中にない。
