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ここは、インド・ケーララ州だ。
人間は、違う顔、違う暮らし振り、異なる伝統文化に惹かれる。
だが、日本人が日本人らしい文化を棄て、日本人だとは分からない程に欧米化した文化の下に、一体誰がカネを掛け、時間を掛けて、日本に観光客となって訪れたいと思ってくれるのだろうか。
しかし、日本人は正に今、母語の日本語を棄て、浴衣や盆踊り、勤勉、寛容、伝統的な思想や生活様式の全て、全ての分野の伝統文化を棄て、日本文化よりも高級で高位に在る英米文化に吸収され様と、自ら励んでいるのである。
だが英米の支配階級0.1%層なら、凡そ日本人を、そこに居る英米人と同位の水準の人間とは決して認めない。
あくまでも利用価値が在る奴隷と家畜として、紳士的に飼育し餌をばら撒く。
それすら解からないのなら、やはり日本人は底なしのお人好し、世間知らずの茹でガエルと揶揄する以外は無いのだ。
土光 敏夫は、言い遺している。
「問題を見つけ問題をつくりだせ。問題がなくなったとき組織は死滅する。」