津波だ!頑張って逃げよう 網走の園児訓練、歩いて高台へ:北海道新聞 どうしん電子版 (hokkaido-np.co.jp)
津波だ!頑張って逃げよう 網走の園児訓練、歩いて高台へ
「3~6歳の園児126人が・・1・5キロの坂道を」
北海道新聞10/21
網走藤幼稚園 - Bing 地図
「迫り来る大地震活動期は未曾有の国難である」
衆議院予算委員会公聴会で石橋教授が原発震災を強く警告(全文)
【衆議院予算委員会公聴会(2005年度総予算)】2005年2月23日
石橋克彦(いしばしかつひこ)
1944年神奈川県生まれ。 地震テクトニクスを専攻とし、東海地震説の提唱者として知られる。 現在、神戸大学 都市安全研究センター教授。著書に「大地動乱の時代」(岩波新書)など。
津波が迫る海岸からわずか数百mしか離れていない幼稚園から逃げようと、3~6歳の園児126人の手を引いて1.5Kmの坂道を上る。
千島列島海溝の巨大地震が発生した時、それで間に合うのか?
これが安全対策として真っ当なのか?
私には、とうてい信じがたい楽観振りだ。
ここでも北海道人が持つ特徴の一つ、底なしの「問題意識の無さ」と、自己保身と組織防衛しか見えて来ない。
この園児全員が津波に呑み込まれても、失策と無責任な経営方針を全てコロナウイルスの所為にするコロナ・スリラー劇場と同じく、そこで生まれる犠牲の責任全てを巨大地震と津波の所為にしてただただ涙の中に終わるだろう。
しかし、これはまた同時に、園児の父母たちの責任と行動力が問われている問題なのだ。
そして、この幼稚園に関係する公的機関などの大人たちは、10年を超えた今も尚、311巨大地震で犠牲となった大川小学校児童たちの失われた命からは、結局何一つとて学んではいないのだ。
ウォーレン・バフェット曰く、「我々が歴史から学ぶべきなのは、人々が歴史から学ばないという事実だ」。