道議会の喫煙所設置、取りやめを 市民団体が質問状
北海道新聞06/18 19:36
北海道の未来を拓く会
2019年3月11日の北海道新聞朝刊(2面)に報じられました。
作成者 スタッフ公開日 2019年3月11日
北海道新聞06/19 17:18
新聞記事にある市民団体とは、「北海道の未来を拓く会」である。
フランクリン・ルーズベルトが「世界的な事件は偶然に起こることは決してない。そうなるように前もって仕組まれてそうなる と.....私はあなたに賭けてもいい」と言い遺し、それを彼らが知るかどうかは分からないが、今の日本に敷き詰められた「日本人はタバコを吸うな!」運動が、北海道議会の「議員特権の喫煙室」では副流煙封鎖の効果が不十分だとして「分煙」さえも許さず、だが報道の限りでは、こうした類の運動体に均しく在る「JT日本たばこ産業を決して責めてはならない」の体質は、想定通りにこの団体にも有った。
しかし彼らの目的が「北海道の未来を拓く」に在るのであれば、この詐欺的二面性を北海道民に対して弁明をするべきだ。
そうしなければ、分煙室で喫煙をする道議会議員たちが一方的に犯罪者にされ、道民市民もそれと同様の犯罪者にされる。
喫煙者個人ばかりを繰り返し非難しながら、タバコを輸入生産販売し収益を売る産業界の元締めたる政府JTを強く非難出来なければ、間接喫煙被害対策・ガン対策での健康増進法は明らかに偽物で、そうなれば、そこには何かの魂胆を持った如何わしさしか残らない。
そうであるならば、彼らもまた、第二次世界大戦後の偽装民主主義、『地獄への道は善意(マグニチュード99:ここに「無知と無関心」とを加えて)と言う舗装で敷き詰められている』の言葉に相応しい。
その戦後日本の欺瞞性を訴え続けていた一人は、三島由紀夫だ。
彼の著書「不道徳教育講座」の「催眠術ばやり」から抜粋する。
『催眠術の流行は、・・かけるほうもかけられるほうも、何となく、自分の責任をのがれたいという願望を抱いている。
これも現代にピッタリだ。
責任などという重荷を捨てて、人の意のままに動きたいという奴隷化への願望は、現代人の心のどこかに深くひそんでいます。
・・マス・コミの威力などといわれるものも、催眠術をかけられたい大衆がいればこそ成り立つのであって、・・その上、マス・コミの巧いところは、決して命令的ではなく、やさしい、おだやかな、甘い、催眠術師独特の声音で、「要らなければ、スイッチをお切りなさい。
ほしくなければ、この雑誌や新聞を買わなくてもいいんですよ。
われわれはただ、そちらから手をのばして、テレビやラジオのスイッチを入れ、新聞や雑誌を買って下さる方にだけ、話しかけているのですから」とやんわり・・・』