住み集う函館駅前に 「棒二」跡再開発、基本計画決議 ガラス屋根の市民広場整備
北海道新聞02/15
『函館の女』北島三郎 はるばる来たぜ函館・・・ youtube
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函館駅前にあり、かつては北洋遠洋漁業の拠点であった港町函館の盛り場として隆盛を極めた大門地区は、今は歯抜け状態の更地と青空駐車場が大部分を占め、全く昔の面影が無くなったのに表れている程に、今の函館経済は青色吐息、生命維持装置装着状態だと言って好い。
私は数年に一度、函館を訪れるのだが、その度に中心部と西部地区の衰退が激しく進む現状に大きな寂しさを感じる。
私が函館を愛するのには、管理社会を技術進歩と騙りながら侵略的な欧米文化が今や生活の中で無批判的に敷き詰められ、日本伝統文化そのものが抹殺されつつある今の時代の中で、人の歩く姿が寂しくなった函館に、時の流れの冷たさ、そしてそこにある「消える故の美しさ」を強く感じているからなのではないのだろうか、 ふとそんな気がするのだ。
私には、カタカナ語愛好者や英語植民地根性、つまりは支配層の狙いのままに世間の流れに迎合するだけで、未来に対して無責任で浅薄極まりない思考停止の輩には、信用を寄せることなど出来るはずがないのである。