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札幌・大通の魅力向上へ指針 ビルの高さ統一、地下道と接続… 地権者らの研究会
北海道新聞02/08 05:00
札幌駅前地下歩行空間について
札幌駅前通まちづくり株式会社
札幌駅前地下歩行空間wikipedia
煉瓦とその色は、何よりも緑と雪の世界では、際立って美しく存在力が強いのだ。
しかし札幌市が田舎者なのか(笑)、ビル建設には精魂込めながら、札幌市の建築基準における街区での美的景観の概念は、今迄全く存在していなかった。
それ故、中心部には大通公園以外に、無料で子供たちが遊べ、大人が散歩をし、数多く置かれたベンチで読書が出来る様な、緑豊かな大きい空間は全く無い。
あの好評の地下歩行空間も「歩け、歩け」の歩行者専用道路であるためか、真面なベンチは数少なく、その代わりに500m以上の歩道の天井に備えられたのが、120基の監視カメラだ(笑)。
それでも、知事と市長は政府の言われるままに「観光立国」を恥ずかしくも無く宣言し、そこで繰り広げているのは、市民が眉をひそめるYOSAKOIソーラン、感動する伝統芸術などどこにも無く日本人ばかりが参加する英語の勉強会SIAF札幌国際芸術祭、そうした類の、その場限りで空回りする、自画自賛、市政道政のアリバイ作り、IT産業育成に政策が偏向して如何わしさを漂わすなどと、市民の血税をしっかりと還元することなく、特定の産業分野へカネを回すだけの空疎なお祭り騒ぎでしかなかった。
そしてそもそも、自治体と首長が都市景観を大事にする政策を重んじていたら、都市の色として世界から畏敬の対象とされて来た、欧州の街並みにある、美しく落ち着きに満たされた色合いと精神性を、100年前に学ばなければいけなかったのだ。
阪急マルーン - Wikipediaの例を顧みても、やはり美しく、そこに市民が強い支持を寄せ、地域や企業の伝統として残る文化は、何時までも強いものなのである。