集団に向けたネットの差別も削除 法務省、対策を拡大
北海道新聞03/21 18:08 更新
超監視社会― 私たちのデータはどこまで見られているのか?
草思社 ブルース・シュナイアー 著 /池村千秋 訳
中国や北朝鮮と同様に、全てのネット発言が恣意的に削除されるだろう。
それが、世界的な暗号研究者であり、ハーバード大学法科大学院のフェロー、コンピュータ・セキュリティの権威ブルース・シュナイアー が書いた「超監視社会」の世界だ。
ここで言う「集団」とは、当然に政府、自治体、公営企業、私営企業、NPO、外国政府、社会運動団体、あらゆる団体が対象になる。
そうしなければ、支配層が望む規制効果が限定的に終わるからだ。
平和ボケでネット真理教に陥った若者たちが、そうした危機的状況を察知している様には、私は見えて来ない状況がとても残念だ。