全国民の個人情報が流出 エクアドルで2000万人分
日本経済新聞2019年9月19日(木)
超監視社会―― 私たちのデータはどこまで見られているのか?
草思社 ブルース・シュナイアー著 池村千秋訳
何気ないネット利用から想像を超える情報監視が進む実態を赤裸々に描いた、セキュリティの大家による衝撃の一冊。PCやスマホの履歴を消さずにはいられない……。
日本人の場合は自らが入場券購入、移動情報を組み込んだ交通系カード決済、健康保険を組み込んだ国民総背番号カード、位置情報発信機能付き自動車、あらゆる個人情報を組み入れるスマホ、社会的安全性確保を騙るそれらの社会的仕組みをとにかく喜んで個人情報を外部に提供している。
今や怠惰な無関心から来る無知は、罪である。