停電で予約キャンセル、北電提訴 知床第一ホテル 札幌地裁
北海道新聞10/09
上記の新聞記事では『ホテル側は、・・「北電は電源一極集中のリスクを認識していたにもかかわらず、電源の分散など必要な対策を怠った」と主張している』。
この主張は、至極真っ当な主張だ。
経営陣が、高額な株主配当を求める正体不明の投資家・株主に応えるには、「経営効率化」の発電所の集中設置は避けられない営業方針であった。
私も通電するまで3日間、風呂に入れず、パソコンに接続できず、冷蔵冷凍庫の食料は捨て、乾パンと缶詰ばかりを食べていたのだから、精神的苦痛をうけたとして1日1千円計3千円の損賠請求をしたかったが、訴訟の印紙代がバカらしかったから止めた（笑）。
北海道内の企業経営者たちからは、危険負担分散の原則を放棄した苫東厚真火発一極集中の発電の在り方について大きな疑問が湧き出て、既に北海道電力経営陣に対する不信感で溢れている。
しかし、消費者生活協同組合であり、保護されるべき組合員の出資で維持されるCOOP札幌が何故か損賠請求をせず、他方、知床第一ホテルが今般、しっかりと法的に損賠請求を求めた所に生じたこの差異は、一体何処から生じたのだろうか。
私は組合員ではなく出資はしていないから、その辺はど～でも好いか（笑）。
