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日本語は何故、世界一難しいのか。
それが正しいとすれば、それは日本語に常に情緒的表現が求められ、意思や意志を相手に分かり易く明確に相手に伝えようとするのではなく、和歌や短歌で日本語の美しさを争う言語の歴史が示す様に唯美主義的である故、自身の心の奥底をあくまでも文学的に表現しようとするからだ。
そして日本語の語彙が豊かである理由は、「情緒的、文学的」な表現を相手から、そしてまた日本語自体から求められる為に、装飾的な表現の多様性を更に深く探し求めて細分化した表現へと進んで来た歴史に在る様な気がしてならない。
だがその日本語は今、モンゴル語やウイグル語など少数民族の言語同様に、世界経済を支配する幾つかの民族による言語植民地主義の餌食となって、愚かにも自滅する方向に走っている事は確かなのだ。