「津波サミット」参加最多406人 9月に札幌開催
北海道新聞06/18 05:00
札幌で高校生津波サミット=9月、過去最大規模に
時事ドットコムニュース 2019年06月17日
High School Students Summit on "World Tsunami Awareness Day" 2019 in Hokkaido
「世界津波の日」2019高校生サミット in 北海道
The Great Japan ShakeOut
「The Great Japan ShakeOutは、米国カリフォルニア州で生まれた一斉防災訓練『ShakeOut(シェイクアウト)』を広く日本に普及させるため、訓練に必要な学習資料やパンフレット、イベントの情報、各地で行われたシェイクアウト訓練の告知や報告を取りまとめているサイトです。」
津波サミット?
あの「Shakeout」の英語に塗れた如何わしい臭いが、プンプンと漂う催しだ(笑)。
この催しで福島原発事故を議題に設定した場合は、福島原発事故の一義的原因が本当に津波によるものだったのか、それとも地震によるものだったのか、あるいは相乗効果的なものだったのか、その論争はさて置いて、このサミットは「津波に特化」したサミットである以上、その事故原因を津波に注視するのは当然の流れで、従って、地震波動の共振効果や設備設計、地盤構造などの事故防止調査評価まで深く及ぶのはあり得ない。
従って、その条件下で流れ下る先の極めて自然な結果として、地震原因説を封印する形で福島原発事故の原因を「津波」に収束させる印象効果を、主要なサミット出席者の高校生と関係者にもたらして終わるだろう。
そう考えると、このサミットで福島原発事故の原因を議題に取り上げるのであれば、それは極めて恣意的な行い、洗脳工作として評価し、危険視するのが当然だ。
上記のサミットHPの開催概要にある開催趣旨では、「本年は、ここ“北の大地”北海道において、地震や津波などの災害から国民の生命、身体、財産の保護、国民生活及び国民経済に及ぼす影響を最小化できる国土強靱化を担う将来のリーダーの育成と、世界各国の「きずな」を一層深めることを目的に、「世界津波の日」2019高校生サミット in 北海道を開催します」とある。
だがこれは、相変わらず中身がスッカラカン、何をするのかちっとも理解できない、お役所言葉の綴り方教室で、何一つ伝わるものはない(笑)。
まあ、海外勢力に組みする政府の政策実行の下請け機関に過ぎない日本の自治体だが、国民統率を政策の主軸に置きたい世界の国家主義者たちが進める、この手の横文字運動にはからっきし弱い日本人は、これを正義の運動として受忍するだろう。
しかし、この様に原発汚染問題を隔離しながらの防災を謳い邪悪な正義を装い、税金を無駄使いしても給与とボーナスを受け取れるのなら、このイベント催事は彼らが国民市民の為に働いているとは到底思えない「サミットごっこ」だと言っておく。
それにしても、随分と如何わしいイベント催事であることよ。